さけくず。
鬼ころしの基礎知識について
2021.01.13奇人な鬼神

鬼ころしの基礎知識について

この度、機会があって鬼ころしを飲み比べすることがあったんですが、一口に鬼ころしといっても、様々な酒造さんからいろいろな種類のものが発売されています。

スーパーやコンビニで買える紙パックのお手軽なものから、観光地のお土産屋や通販でしか買えないような上質なものまで様々です。

しかし、その中でも広く流通しているものとなるとかなり限られてきます。しかも、地域や行きつけの店舗によってその常識が大きく変わります。

例えば、中部地方で鬼ころしといえば、清洲城信長鬼ころしです。CMでもバンバン流れているということもあり、鬼ころしといえばコレ!という常識が浸透しきっています。

そのため、鬼ころしの話題を出すときは一歩間違えると話が全く噛み合わず、大変なことになります。

そこで、広く普及しており、比較的どのスーパーでも売っている鬼ころしを販売しているメーカ三社を紹介します。

ここを押さえておけばおおよそ間違いないでしょう。

清洲桜醸造株式会社

清洲城 信長 鬼ころし|清洲桜醸造株式会社

愛知県清須市にある「清洲桜醸造」の公式サイトです。日本酒「鬼ころし」「祥鳳」、愛知クラフトシリー...

「清洲城信長 鬼ころし」のキャッチコビーで中部地方を中心に全国で流通している鬼ころしを中心として販売している酒造メーカーです。

このメーカはHPのトップに鬼ころしを載せていることから、鬼ころしを主力製品として挙げていることがわかります。

と、言うよりも鬼ころしについて調べ、いろいろ飲み比べるまでは、私も鬼ころしといえばこれでした。

(私が中部出身というのも多分にありますが…)

酒造としての歴史は非常に長く、創業は1853年と、すでに160年を超えており、さらに日本酒の出荷量としては東海四県でNo.1を誇っている日本酒の大企業です。

(上記webサイトより)

日本酒のメーカですが、最近はジン・ウイスキー・サワーの素なんかも作ってるのが特徴ですね。

中部の電車広告でそれらの広告を見かけるくらいには、拡販にも積極的です。

清洲桜醸造

肝心の鬼ころしの味は、強い酸味にほのかな甘みが感じられる日本酒となっており、味の主張もはっきりとしていることから、癖が強いながらも好む人も多い味となっています。

なお、上記写真の鬼ころしのほかにも、

**「清洲城信長鬼ころし 甘口」 **

**「鬼ころし原酒 20度」 **

の二種類の鬼ころしがありますが、あまり見かけることはありません。

どのくらい見かけないかというと、中部で鬼ころしを探して様々なスーパー・コンビニ・酒販量販店を巡った私が、これらの酒の存在をwebサイトで確認するまで知らなかったくらいです。

日本盛株式会社

もっと、美味しく、美しく。日本盛株式会社

日本盛株式会社のホームページ おかげさまで130年、もっと美味しく美しくをスローガンにお客様への...

日本酒をたしなむ人ならほぼ全員が知っているといっても過言ではない大手日本酒メーカです。

創業は1889年、清洲桜醸造ほどではありませんが、こちらも130年を超えている歴史の長いメーカとなります。

清洲桜醸造と比較して、従業員は約2倍、資本金は約10倍と規模の大きさを見せつけてます。

もちろん、多種多様な日本酒を販売していますが、その中の一種として鬼ころしがあります。

日本盛

上記写真の2銘柄がが日本盛の鬼ころしに該当します。

企業のHPで確認してもこの2種類以外はないといった感じですね。

しかし、日本盛の鬼ころしを販売している店の多くがどちらかのみを販売しているのではなく、この2種類を並べて販売しているという状態です。

(特にファミリーマートにその傾向が強いです。中部・関西の両方のファミリーマートでこの傾向が見られたので、ひょっとしたら全国のファミリーマートがそんな感じなのかもしれません)

肝心の鬼ころしの味ですが、赤いパッケージの通常の鬼ころしが非常に薄味で呑みやすい(?)もので、青いパッケージのしぼりたてバージョンは通常バージョンよりもさらに薄味な傾向があります。

株式会社小山本家醸造

小山本家酒造

小山本家醸造

埼玉県に本社が存在する酒造メーカであり、会社の歴史としては清洲桜醸造よりもさらに古い1808年創業となります。

従業員は日本盛とほぼ同数と、こちらも大きな酒造メーカです。

そんな小山本家醸造ですが、鬼ころしの種類は非常に多く5種類を超えています。

(なお、そのうち私が入手し、試飲できたものは上記写真を含め3銘柄にとどまります。やはり関東に行かないと売ってないんでしょうか?)

こちらの鬼ころしの味ですが、少なくとも飲むことができた3銘柄は酸味が強いもの、終始コメの味を主張するものとそれぞれ傾向は異なりましたが、どれも味は強く、しっかりと飲むことができるといった印象を持っています。

まとめ

そんな三種三様な鬼ころし製造メーカですが、販売傾向を見るとおおよそ以下のようになります。

※中部・関西を中心とした傾向です。

  • 清洲桜醸造の鬼ころしは多くのコンビニやスーパーで販売されている。しかし、サイズがまちまち。
  • コンビニの小さな紙パックとして一番置かれている鬼ころしは日本盛
  • 小山本家醸造の鬼ころしは写真にあるように1ℓ超の大きい紙パックが置いてあることが多い。
  • なお中部のほとんどのコンビニ、スーパーに清洲桜醸造の鬼ころしが置いてある。

もし、探すことがあれば参考にしてみてください。

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奇人な鬼神

奇人な鬼神

自称、スピリタス研究家。ですがよく飲む酒は鬼ころし。主な活動はスピリタスを題材とした研究結果を同人誌としてまとめて公表することです。ここではスピリタスもさることながら、鬼ころしやトップバリュウイスキーのような皆さんに忌諱(?)されている酒について取り上げていきたいです。

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